ホーチミン市の不動産市場 は、新型コロナの影響から復調している
ホーチミン市の不動産市場 は、法的な問題や新型コロナウイルスの影響による沈黙の期間から、大きな発展を開始している。マンションや土地開発に関する多くの取引が戻りつつある。
- ホーチミン市の不動産 プロジェクトは新型コロナウイルスの影響を払拭し、多くの取引が戻りつつある
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ビンホームズ・グランドパークのプロジェクトについて
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注目すべきプロジェクトの第1に、ビンホームズグランドパーク プロジェクトがある。同プロジェクトは、ホーチミン市で2020年最大のプロジェクトと見られている。ヴィラやタウンハウス、1階が店舗のショップハウスなどから成る低層住宅「マンハッタン」の区画は、投資家から価格面で高い評価を受けている。立地がすばらしいことや、有名ブランドの物件であること、高品質の施設、物件同士の密度が低いこと、大規模な公園があること、交通インフラの接続性などが人気となり、売り切れとなった。2020年7月には、高層マンションの区画「おりがみ」を第2弾として発売する。「おりがみ」も投資家からの期待が大きいプロジェクトだ。
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- サンシャインシティ」プロジェクト
サンシャイン・グループは、ホーチミン市で同社初のスマート技術の大規模導入を目指す。フーミーフン地区での導入事例は、同社にとって画期的なプロジェクトとなった。特に、マンション管理と設備の利用に人工知能(AI)が適用されており、投資家の大きな関心を呼んだ。多くの外国人投資家は、ホーチミン市の不動産 にこの技術を適用するのは正しい選択だと感じている
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「ザ・リバー・トゥーティエム」
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「 ザ・リバー・トゥーティエム 」プロジェクトはホーチミン市の中心である1区に隣接している。トゥーティエム新都心にあり、それぞれの物件は、現代的で細部までこだわったデザインが施されている。住居は島に建てられたヴィラのようだ。サイゴン川に囲まれ、物件と区域には高貴な雰囲気が漂う。ガラスが多く用いられたデザインとなっており、それぞれの物件は広々とした印象を与える。
上記に加え、「アントニア」や「ミッドタウン」といったプロジェクトは多くの投資家からの関心が高い。
>>>参考: ホーチミン市の不動産ビジオ – The Origami「おりがみ」
- ホーチミン市の不動産市場 に対する需要は加速する
- ホーチミン市は複数の中心部を形成する
ホーチミン市では、複数の中心部が形成されている。南部ではフーミーフン都市区が都市開発のモデルの一つとなっている。東部では現在、市が「東部都市」の開発を提案している。同エリアでは、ビンホームズ・グランドパーク が建設中で、東部の中心になることが期待されている
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- 統合されたインフラ−ホーチミン市の不動産開発のエンジン
近年、市内では重要なインフラ開発が進められている。メトロの経路は各地区や高速道を結ぶ。ホーチミン市からトゥーザウモット、チョンタインを結ぶ高速道や、環状3号線は南部ロンアン省ベンルックとドンナイ省ロンタインを結ぶ。サンド橋やトゥーティエム橋なども建設が進められている。これらは、ホーチミン市や周辺の不動産市場 を押し上げる極めて重要なプロジェクトとなる。
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ベトナム主要都市への生産移管の波
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米国と中国の貿易摩擦と、ベトナムの開放的な政策、低コストの労働力は非常に多くの外国人投資家をベトナムに引きつけた。特に、中国の工場を東南アジアに移す要因となった。彼らにとって、東南アジアの中でベトナムは第一の選択肢だ。これは ホーチミン市の不動産市場 、特に工業不動産の市場の成長を後押ししている。
>>>参考: サプライチェーンの受け皿としてのベトナム不動産