ベトナム市場はM&A活動の勢いが増し、2022年には国際ビジネスの面で一躍注目を浴びました。
2020年から始まったコロナの影響による困難にもかかわらず、ベトナム不動産(特にマンション)は2022年の現在も年々高い成長を遂げております。
2022年3月15日には、ベトナム政府はビザなしの入国政策を実施しました。
それと同時に、ベトナムは外国の個人/法人がより円滑に商業的手続きが行えるよう各団体にプロセスの簡素化を働きかけました。もちろん不動産事業もあてはまります。
今現在もベトナム不動産は非常に魅力的な市場であり、既に多くの外国人投資家を有しており、その中でも日本は不動産プロジェクトの購入率が22%で第1位にランクされています。
長年にわたり、日本の投資家は3,411ある投資プロジェクトを通じてベトナム市場での地位を確立しており、登録資本金は約440億米ドルに上ります。
外国投資庁(計画投資省)によると、2021年11月時点で日本のFDI(Foreign Direct Investment)のベトナムへの流入は54%増加した。この中で、自己資本が6.5%、増資が20.4%であるの対し、新規投資は73.4%(183のプロジェクトに及ぶ)を占めた。日本は、シンガポールに次ぐベトナムへの投資が最も多い国の中で2番目の国となります。
日本がベトナムに投資している分野と産業は最大19であり、その中で最も多いのは資本金約420億米ドルの加工・製造業です。資本金が次に多い産業は不動産事業です。
三菱、前田、鹿島、住友、三洋、クリードグループなどの大企業や投資ファンドは、潜在的な「ベトナム不動産利益」の調査、評価の過程を経て、ベトナムの不動産事業へ投資資金の流入を増やしました。
日本の主要投資家が参加するプロジェクトには、Vinhomes Grand Park、Vinhomes Smart City、Vinhomes Ocean Park、Lumiere Boulevard、The GlobalCityなどがあり、どれもベトナムを代表するものばかりです。
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収益性と言うのは、あらゆる投資において全ての投資家が最も関心を持っている事です。もちろん不動産も同じです。ベトナムに投資をするとき、短期的であろうと長期的であろうと、国内外の投資家は価値のある利益が得ると期待しています。
ベトナムは東南アジアで目覚ましい経済成長を遂げている先進国です。ベトナムの不動産価格は依然として低いままであり、現金資本を持つ投資家は、あまり心配することなくより価値の高い商品に投資することが可能となっております。
資産運用EXPO 2022【夏】において、VietnamGroove不動産はお客様との情報交換の際、多くのヴィンホームズプロジェクトに投資してきた飯沢 隆氏からお話をお聞きしました。
「5年前にヴィンホームズセントラルパークプロジェクトでマンションを購入しました。2年後、ヴィンホームズグランドパークプロジェクトや、レインボーのマンションも購入しました。昨年には、ビバリー地区のマンションを購入しました。昨年には友人から、現在ヴィンホームズの投資家のマンションが約30%増えていると聞きました。実際、私はベトナムで働いており、投資するタイミングは今だと見定めました。ベトナムは急速に変化しており、今後5年から10年でベトナムが最も発展した国になると感じているので、今後もベトナム不動産への投資を続けることにしております。
現在東南アジアでは、ベトナムはインドネシア、タイ、シンガポールに次ぐ4位にランク付けをされております。しかし、ベトナムは2〜3年後にはタイやシンガポールを抜いて2位になるだろうと予測されており、これもベトナム不動産への投資を決定させる重要な理由です。もう一つの理由は、ベトナムでは、一人当たりの収入が毎年増加し、収入が増えると人々は家を購入し、車を購入し、社会生活を改善し、それに伴って不動産の価値が上昇すると言うことです。」
このお話は、実際にベトナム不動産へ投資したお客様からして頂いたものです。
金融雑誌によると、Vinhomes Grand Parkのマンションの賃貸価格は、最初の6ヶ月で既に30%近く上昇しました。
2022年の正月前に、グエン・チュン・クアン氏(33歳)は新しい職場に変わることから、ホーチミンのトゥードゥック市で面積約30 m2のアパートを探していました。ヴィンホームズグランドパークのスタジオタイプのアパートをエージェントから紹介され、新品の家具・電付き、金額は月500万ドン(約2万5千円)でした。彼は数カ月後に戻ってくるのでその際に借りたいと申し出ました。
半年後の6月上旬に、クアン氏がエージェントに連絡したところ、既に別のテナントがいるとの事でした。同じエリアで同じようなタイプのアパートを探したところ、価格は価格は半年前より25-30%上昇しておりました。
–ホーチミンで賃貸不動産のエージェントであるMai Ngoc氏は、下記のようにコメントしています。
「流行の後、人々は街に戻りました。ホーチミンはよく働く街です。誰もが良い環境のある生活場所に興味を持っています。また、経済が徐々に回復していることであり、多くの人々が彼らの財政能力が前より豊かになっているので、家賃も上がっています。」
また、トゥードゥック市で不動産コンサルティング会社の代表を務める方のお話ですと、「ヴィンホームズグランドパークのテナント数は、小面積のタイプだけでなく、様々なタイプがありどれもすごく人気があります。また、私の代理店に来る顧客は有名プロジェクトの物件を探している方が多いです。この大都市は月ごとに着実に成長しています。したがって、価格も過去6か月で平均30%近く上昇しました。」
ロシアとウクライナの戦争の影響、並びに全体的な世界経済の不況の中で、ベトナム不動産市場も影響を受け、流動性は昨年の同時期と比較して減速しました。
Batdongsan.com.vnの最新の市場概要レポートによると、ベトナム全体で4月には不動産の数が7%増加しましたが、不動産の金利は6%減少しました。また、ハノイ市では市場で売りに出される物件数が11%の増加を記録しましたが、金利の%は変動しておりません。ホーチミン市については、不動産の数で4%の減少を記録しましたが、金利は9%減少しております。
2022年の第3四半期には、市場は落ち着き、価格も上昇せず、取引は減速すると予想されております。ただし、Vinhomes Grand Park、Vinhomes Smart Cityなどの知名度の高い投資家によって開発されたプロジェクトの場合、優れた製品や需要への対応速度から、不動産商品としての流動性は依然として安定したレベルで維持できます。更に、ベトナム政府の全面的な経済開放の方針により、外国投資をより一層誘致し、今後もベトナム不動産市場は順調に成長し続けることが保証されています。従って、ベトナム市場へ投資をする場合、国内外の投資家は不動産が近い将来にもたらす不動産利益についてあまり心配をする必要はないと言えるでしょう。
専門家は、2022年の最後の6か月間、特定の不動産プロジェクトは依然として高い取引レベルを維持すると予測しています。特に、ピンクブックが渡されたマンションや、大都市の中心にあるタウンハウスの商品は今でも魅力的です。ハノイ市とホーチミン市の近郊エリア/都市の土地区画は、まだ低価格で販売されており、特に国内投資家からの人気が高いので在庫を気にする必要はありません。