2020年第1四半期、ホーチミン不動産の新規供給案件は大幅に減った。ベトナム不動産協会(VNREA)のレポートによると、今期では新規案件は11件のみ、発売総戸数は各種のセグメントを合わせて5,497戸であった。
そのうち、マンションの新規供給個数は4,664戸で、50から70㎡の物件は全体の37%を占めた。
新規ショップハウスは133戸、120㎡以上の物件が殆ど。新規別荘個数は227戸となり、販売価格は平均2000から3000米ドルで主にニャーベ区に位置する。タウンハウスの新規供給個数は138戸、同市南部・東部に集中する。分譲地は335筆、ニャーベ区、ビンチャン区、クーチ区に集中する。
2019年第4四半期では新規案件は19件で、マンションの新規供給戸数は16,818戸であった。従って、2020年第1四半期は前期比新規案件8件減、マンションの新規供給戸数は3分の1へ低下した。
法的な問題が解決出来ていない、書類審査中案件が多数あるほか、コロナウイルスの影響で、発売計画を中断、中止になっている。その結果、新規供給数が急減になった事も専門家の予想通りであった。
2020年第1四半期にホーチミン不動産の新規案件:
1. Zeitgeist ニャーベ
2. D – Homme
3. West Gate
4. D’Lusso
5. Sunshine Continental
6. Sunshine Horizon
7. New Centerビンチャン
8. Bonito Residences
9. Long Savanna
10. Soho Residence
11. D-Village
出典:cafeF