ホーチミン市人民委員会は建設局に対し、不動産市場の過熱やバブルが起こらないよう市場を監視するよう指示した。また、規制を厳しく実行することも求めている。不動産市場の過熱を防ぎ、健全な成長を維持するためだ。
また、建設局は既存の中~高級物件のプロジェクトについて、手ごろな物件や貧困層向けの社会住宅に変更することを検討するよう求められた。市内では低所得者向けの低コスト物件の建設が行き詰まっており、状況の打開策として提案された。
建設局は市の予算で造成される学生向けの住宅計画についても報告を要請された。こちらも社会住宅向けに転用することが可能かどうかを検討するためだ。
今後、建設局は不動産投資や建設プロジェクトについて、査察や検査を強化していく方針。規制に違反している案件や、建設基準を満たしていないプロジェクト、十分な検査が実施されておらず、品質が十分でない建設計画について厳しく取り締まる