ビングループ[VIC](Vingroup)はハノイタックタット区の人民委員会に対し、同区の総敷地面積500ヘクタールの都市開発2件を提案した。
1件目は約200ヘクタール、タンクロン大通りとホアラックハイテクパークに隣接する。2件目は約300ヘクタール、クォクオアイ区と隣接し、タックタット区の中心部と繋がる幹線道路に近接するタンクロン大通りから500メートルのところに位置する。ビングループによると、本2案件の開発は、同区の経済発展を支え、収入源を増やす。
本2案件はホアラックハイテクパークとタンロン大通りに隣接している。ホアラック・ハイテクパークは約1,600ヘクタールの面積を誇る科学技術都市として開発された。ビングループは、自社開発したスマホ、モノのインターネットデバイスなどを生産する敷地面積15ヘクタールのビンスマート(Vinsmart)の電気機器工場を同ハイテクパークに置く。電気機器工場のフェーズ1は竣工され、年間生産能力2600万台となる。
最近、ビングループは多数の大規模な開発案件を提案してきた。バリア・ブンタウ省チャウドック区で総面積800ヘクタール超の開発案件2件の計画を提案した。同案件では、新都市区のほか、工業団地、ショッピングセンター、ショップハウスなどを建設する。この計画により、周辺の土地価格は急激に上昇している。
フンイエン省では、ビングループはイエンミー区とミーハオ市で同時に開発案件3件の計画を提案した。また、子会社ビンホームズ(Vinhomes)はBT(建設・移転)のプロジェクト2件を投資すると共に、同省ヴァンザン区ニューキン街区で294ヘクタールのダイアン都市開発案件計画の承認を得ることを提案した。
出展:NDH