ビンホームズ「グランドパーク」の低層住宅が発売。ホーチミン市の不動産市場にとって再出発が始まった

ビンホームズ がホーチミン市9区で開発するスマートシティ「グランドパーク」で先週、低層住宅「マンハッタン」が発売となった。正式な発売を前に、グランドパーク内の36ヘクタールの公園には、7,000人のセールス担当者が集まった。マンハッタンは、スマートシティの区画の一部で、ホーチミン市の不動産市場が新型コロナウイルス流行の沈黙から復帰する「合図」となった。

ビンホームズ

グランドバークでは2019年に高層マンション「レインボー」を発売し、1万戸が17日間で完売した。ベトナムの不動産業界では、史上初と呼べる快挙となった。低層住宅のマンハッタンでも、同じく新記録を打ち立てることが期待されている。

マンハッタンの総代理店は59社の不動産会社が務める。5月22日には熱狂的なオープニングイベントが開催され、7,000人のプロフェッショナルが販売に向けて決意を新たにした。

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マンハッタンはグランドパークの中心に位置し、36ヘクタールの大規模公園に隣接する。物件は、「多くのリターン」「賃貸物件」「長期的な投資」の3点を兼ね備えた投資商品となる。住宅は「ブティックヴィラ」や、1階が店舗の「ショップハウス」、「リバーサイド・ヴィラ」の3種類に分かれる。デザインは洗練された地中海スタイルだ。

グランドパークの敷地は272ヘクタールで、住宅のほかにもファッショナブルな店舗や娯楽施設が建ち並ぶ。ビングループの大規模な病院「ビンメック」や学校「ビンスクール」、ショッピングモール「ビンコム・メガモール」に加え、45階建てのオフィスビルも併設される。

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ビンホームズ の販売・マーケティング部門の副社長であるグエン・ドゥック・クアン氏は、ベトナムナムの不動産市場について「非常に良好な兆候がある」と話す。また、同氏はマンハッタンの物件の詳細や販売ポリシーについても発表した。

グランドパークはホーチミン市9区の中心部にあり、交通インフラの接続や質の高い都市計画に貢献する。同プロジェクトが完成すれば、ホーチミン市は世界的なスマートシティになることが期待され、マンハッタンを中心として、グランドパークがホーチミン市の新たなシンボルになることが約束されている。