東南アジアに投資を検討している先進国の新しいトレンドはベトナムへの投資である。 総統計局によると、今年の最初からの4か月間で外国投資家により2,523回の資本拠出と株式購入があり、資本拠出総額は約20億米ドル、2019年の同期比52.6％増加した。 この流れの下で、M＆A（合併および買収）取引はベトナムでますます活発になっている。
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強い資本力がある為、外資企業はベトナムへの投資を強める
計画投資省（MPI）によると、2020年4月末までは、ベトナムの外国直接投資（FDI）は123億ドルに増加した。 シンガポールは主導的な地位を占め、約43億米ドルで62.9％を占めてる。 2位は台湾で6億4,600万米ドル、9.5％を占めている。 3位は中国で5億700万ドル、7.5％を占めている。 続いて韓国、日本、ASEAN諸国、ヨーロッパ、アメリカとなる。
新型コロナウイルスの流行は世界中で拡大し、悪影響を及ぼしているにも関わらず、ベトナムは外資企業から非常に注目され、有望な投資先の1つである事は間違いない。タイ商務省国際貿易促進局長バンジョンジット・アンシシング氏は、現在 ベトナムへの投資 を考えている企業は200社あると語った。
タイの企業が関心を持っている分野は、食品加工、食品、消費財、家電製品などだ。また、2月上旬、中国国内122社の日系企業の調査によると、62.7％が 中国から移管する事を考えており、移管先としてベトナム42.3％、タイ20.6％、フィリピン18.6％、インドネシア16.5％と回答された。
近年多くの投資家は中国+1の政策が言及されている。 しかし、2020年の初旬から現在まで、Covid-19の発生が急速に拡大した事によって、電子機器、自動車部品、バイクなどの一連のサプライチェーンが壊れ、中国から離れる波が強くなった。 その状況の中、アジアでは特にベトナムが安全で魅力的な投資先として選ばれた。
計画投資省によると、2019年の同期と比較すると、投資の状況はある程度減少しているが、Covid-19の複雑な状況の中で、ベトナムは依然として多くの投資家を誘致している事でベトナムは有望な投資先である事を証明した。パンデミックの制御が現在のようにできたままであれば、ベトナムのFDIは年末まで 約380億ドルに達すると予想されている。
ベトナム企業を買収する事でベトナムの投資時間を短縮する
多くの国から急変化の資本フローにより投資分野がより多様化された。 これまで、発電分野および配電部門が主導し、登録された総投資資本の47.5％を占めていた。 続いて加工産業、製造、小売、不動産ビジネス。。。
一方、多くの外国人投資家は、国内市場で既に大きな市場シェアを持っているベトナム企業を買収し、M＆Aの形でベトナム市場に参入することを選択した。 最近、Stark Group（タイ）の代表は、Thinh Phat Cable Joint Stock Company（Thipha Cables）と非鉄金属とプラスチックの合資会社の株式（Dovina）を100％買収したと発表した。このM＆A取引の総額は2億4,000万米ドルだ。 多くの日本企業は、ベトナムが潜在的な市場である事を評価している。安定した政治情勢、簡素化された行政手続き、改善されたインフラストラクチャー、技術の高い人材の点からだ。
以前は、多くの外国企業がサイゴンビール、ビンミンプラスチック合資会社、ティエンフォンプラスチック合資会社、カウトレ輸出合資会社、グエン・キム電子機器などの一連の有名なベトナムブランドを購入していた。
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>>>参考 :インターナショナル不動産＆投資カンファレンス2020（オンライン開催）